金縛りのメカニズムとNG行動4つとは?
【金縛り体験のメカニズムとは?】
レム睡眠中に
脳波にアルファ波が出現すると、
抗重力筋は脱力していて
体が動かないのに
鮮明な夢を見ます。
自律神経が激しく乱れているので、
見るのはコワい夢です。
いわゆる金縛り。
脳は、
コワい体験のつじつま合わせに
脳内で映像をつくりあげます。
すると、
「胸の上に誰か乗っている!」と。
主に大脳が急速に発達する
思春期に多く体験されて、
20歳台前半に体験しなくなります。
【成人でも体験することが】
ところが、
成人でも次の4つの行動で
体験することが。
①足首が冷えたまま眠る
②電気をつけっぱなしで眠る
③カーテンを開けずに二度寝する
④深酒する
金縛り体験は、
生理的には異常体験ではありませんが、
やはり不快です。
この4つを控えてスッキリした目覚めを!
【注意すべき悪夢と放っておくべき悪夢の違いは?】
金縛り体験と似たこととして、
悪夢体験があります。
医学的に「悪夢」とは
「汗をびっしょりかいて大声を出す等とともに
目覚めること」です。
起きがけに「嫌な夢を見たなぁ」という
程度は、「悪夢」には入りません。
起きがけの「嫌な夢見」には、
脳内の余分な記憶を
消去する役割があります。
嫌な夢を見て目覚めた朝は、
脳が記憶を消して
もとに戻る作業をしてくれたサイン。
脳の確実な作業に感謝しつつ、
新しい1日を充実させましょう!