朝起きるとのどが痛い原因は?
【朝起きるとのどが痛い・・・】
乾燥する冬の季節は、朝起きるとのどが痛い、という人が多いです。
のどが痛くなるのは、眠っている間に口呼吸をしていることが原因と考えられます。
人間はもともと、鼻呼吸で眠る仕組みになっています。
鼻の奥に血管の通り道があり、鼻で呼吸することで血液の温度が下がり、
温度が下がった血液が脳を回ることで脳の温度が下がって眠るという仕組みです。
【口呼吸をチェックしてみましょう】
アレルギーで鼻づまりになっていたり、
早食いで舌を使う機会が減って舌の筋力が低下していると、
眠っているときに口呼吸になってしまいます。
自分が口呼吸をしているかは、簡単にチェックできます。
サージカルテープなどの弱いテープを、口に縦に張って眠ってみましょう。
口呼吸の場合、眠っているうちに自分でテープをはがすので、
朝起きたときにテープがはがれていたら、口呼吸をしている、ということです。
【鼻呼吸を促す10秒呼吸法を】
口呼吸をしていることが分かったら、鼻呼吸を促す10秒呼吸法をしてみましょう。
やり方はとても簡単です。
ゆっくり10を数えて、1から3で鼻で吸い、
4で止めて、5から10でゆっくり口から息を吐き切ります。
息を吐き切ると陰圧になり、鼻から自然に息が吸い込まれます。
鼻から勢いよく空気が入ることで、気道のトレーニングができます。
眠る前に部屋を暗くして10秒呼吸をしていると、眠くなるので一石二鳥ですよ。