ショートスリーパー、ロングスリーパーの勘違い!?
自分がショートスリーパーやロングスリーパーだと思ったら、ちょっとチェックをしてみましょう。
実は、ショートスリーパー、ロングスリーパーは、人口の1割ほどしか存在しないと言われています。
これらは、遺伝子によって決まっている睡眠傾向で、例外なく短眠、長眠であることが特徴。
週末には長く眠るけど、いつもは3時間睡眠でも平気。このような方は、ショートスリーパーではありません。
こちらをチェックしてみてください。
・就寝してから5分以内に眠る
・起床から4時間後に眠気を感じることがある
・読書をしていて同じ行を2回読むことがある
これらは、慢性的な睡眠不足の徴候です。眠気には、慣れの現象があります。
眠気に慣れてしまうと、眠いことに気づけないので、短眠でも平気だと思い込んでしまう。
こうなると、自らの行動で睡眠を削ってしまい、不眠症の発症リスクや将来の生活習慣病のリスクを高めてしまいます。
チェックに当てはまった方は、5分でも早寝をして睡眠の絶対量をかせぎましょう。
いくら眠っても眠い方も、ロングスリーパーではないことも。
・運動が不足している
・体が冷えてから眠っている
・夕方の仮眠をすることがある
これらが当てはまったら、眠り始めの深い睡眠がつくれていないので、体が回復しにくくなっています。体がだるいので、睡眠時間を延ばそうと長く眠ってしまい、余計体がだるくなる。こんな悪循環に陥っているかも。
チェックに当てはまった方は、就寝1時間前に体操や入浴をして、深部体温の急勾配をつくってみましょう。
ショートだと思って自分の睡眠を削ってしまったり、ロングだと思って生体リズムをずらしてしまうことは、睡眠トラブルのもとになります。
ショートやロングと決めつけてしまう前に、まずは睡眠の基本を整えてみましょう。