不用意な早寝で睡眠障害に!?
【寝つきが悪い人ほど早寝傾向が】
寝つきが悪く、十分な睡眠がとれないという人ほど早く就寝する傾向があります。
寝床で眠っていない時間が長いと、 「寝床=考え事」などの記憶が脳につくられてしまいます。
これが、 さらに寝つきが悪くしてしまい、 悪循環に。
眠くもないのに寝床に入らないことが 大切なのです。
【就寝前の不安は物質の作用】
寝つきが悪いと 焦りや不安を感じます。
「このまま眠れなかったらどうしよう・・・」
「自分は眠ることすらできなくなってしまった・・・」
寝つきが悪い人には、 「自分のベッドでは眠れる気がしない」と話す人も。
寝つくまでの不安感や焦り、孤独感は とてもつらいものです。
ですが、 これはノルアドレナリンという物質の作用。
ただの物質の作用なので、 自分の性格や行動を否定する必要はありません。
【単純作業で不安物質を減らす】
ノルアドレナリンは、脳を覚醒させる物質です。
興奮させることに合わせて、 不安や恐怖の感情を引き起こします。
この物質は、 本来は眠る30分前あたりから減ってきます。
このときに、テレビやネットなどで 脳を覚醒させていると、 ノルアドレナリンが減らないので、
寝つきが悪くなり、 合わせて不安や焦りを感じるのです。
そこで眠る前に単純作業を。
洗濯たたみ、皿洗い、アイロンがけなど、 単純作業をしていると、
ノルアドレナリンは減り眠くなってきます。
眠くなったら寝床へ。
単純作業中には テレビやネットをつけないことが注意点です。
不安物質を減らして、 寝つきを改善!