夜中に食べてしまう、その対策は?
夜中に目覚めて、お菓子やおかずを食べてしまう・・・。
そんな体験をしたら、まずは、次の4つに注意してみましょう。
①照明をつけたまま眠る
②朝になってもカーテンを閉めたまま二度寝する
③足首が冷えたまま眠る
④深酒
これら4つが習慣になっていると、夜中に目覚めたときに、
体を動かしたり食べる行動が起こりやすくなります。
これら4つに該当しない場合は、食べ方を変えながら改善していきましょう。
まず、夜中に食べるときには衝動的に食べていることが多いと思います。
朝起きたときに、「また食べてしまった」という罪悪感にさいなまれることも多く、
その場合、その罪悪感によって「次こそ食べないでいられるはず」という期待感から、
食べる行動への注目が高まるという循環が形成されてしまいます。
まずは、この罪悪感の悪循環から脱却することが大切です。
そこで、食べることを前提にして対策してみましょう。
食べることを前提にした場合、自分が何を食べているのか振り返り、
その食べているものを、ヘルシーなものなど、
食べたことによる影響が少ないものに変えられるかを試してみましょう。
夜中に衝動的に食べる場合は、甘い物や高カロリーの物を食べていることが多いです。
その代わりに食べる物をあらかじめ用意しておくのです。
これで、食べる物を変えることができたら、思考と行動に隙間をつくることができます。
衝動的な行動を一旦吟味する隙が生まれれば、行動をコントロールできる準備ができます。
次に、軽い物やヘルシーな物に変えることができたならば、食べている行為を詳細に分解してみましょう。
自分は何を欲しているのか、噛むことか、飲み込むことか、食感か味か・・・。
それに当たりがつけられたら、その要素を満たすものに変えてみましょう。
噛むならばガムでもいいのかも。飲み込むならばゼリーでもいいのかも。
という感じで食べる要素だけを満たすようにしていき、
最終的に飲水のみで再入眠できるようにしていくことができれば、
夜中に食べるサイクルから脱却することができます。
自分の行為だけを否定せず、客観的に観察すると、解決の糸口が見えてきますよ。