夜の眠気を逃すと眠れない・・・その原因は?
【夜の眠気を逃すと眠れない・・・その原因は?】
夜に眠くなったのに
テレビを観ていて
眠気を逃すと眠れない・・・。
これは眠気が弱まってしまった状態です。
昼の眠気はなかなかなくならないのに、
夜の眠気はあまり感じなくなってしまう。
これでは、
ぐっすり眠って集中して仕事、という
サイクルがつくられません。
実は、
脳は眠気にすぐに慣れてしまいます。
【1週間で眠気が感じられなくなる!?】
例えば、
1週間夜更かしが続くと、
それまで感じていた夜の眠気は
感じなくなってしまうのです。
安心して眠れるようになるには、
夜の眠気を強化する必要があります。
睡眠外来では、
夜には眠気がなく冴えてしまう・・・という方でも、
2週間後には
眠気が出てきます。
さらに2週間後に
その眠気が強くなり、
『眠くなったから眠る』が
できるようになります。
【朝の光と夕方の体温で眠気をつくる】
朝には強い光を。
脳は光を受けた16時間後に眠気をつくる。
ということは、
夜の眠気は朝しかつくることができません。
日の出が遅いこの時期は照明をつけて
30cmまで近づきそこで1分すごす。
さらに、
最高体温になる夕方(起床11時間後)には
体を動かして
できるだけ体温を上げる。
この方法で
眠気を強化すれば、
たとえ眠気を逃しても
就寝すればいつでも眠れます。