睡眠時間が気になるのは眠りが目的化しているサイン
【時間数が気になる思考を転換!】
眠りに満足しないとき、睡眠時間の短さが気になったら視点の変換をしましょう。
「5時間しか眠れなかった」、「6時間眠れないとだめ」
このように時間数で自分の睡眠の合否判定をする思考にはまると、
睡眠への不満や焦りが高まり、かえって質が低下します。
睡眠時間が気になるのは、睡眠が目的化しているサインです。
睡眠は、それ自体が目的になると、途端に息苦しいものになります。
眠る目的は、
翌日を快適に過ごすこと。
やりたいことに力をしっかり発揮することです。
そこで、時間数ではなく日中のパフォーマンスに注目をしましょう。
やりたいことがある程度できているか、眠気はあったけど何とかやれたならば、
それほど状況は悪くありません。
眠ったことで多少でも回復した感じがあるか、少し体がラクになった、
頭が軽くなったならば、それほど悪い睡眠ではありません。
日中の脳と体の状態を観察すれば、良かった日の過ごし方のポイントが見つかります。
そのポイントとなる行動を淡々と再現してみましょう。
来週は夏至です。
1年で睡眠が一番短くなる季節なので、
睡眠時間より、睡眠によって得られていることに注目して、
日中のパフォーマンスを管理していきましょう。