テレワークでは深部体温リズムを活用しよう
テレワークになってから、だんだん朝起きる時間が遅くなってきています・・・
こんな相談が多くなってきました。
自分で生活リズムをつくらなければならないのは、結構大変なことです。
無理に早寝をしようとすれば、寝つけずにベッドで考え事をする習慣がつくられてしまいますし、
無理に早起きをしようとしても起きられずに罪悪感・・・。
そもそも、就寝や起床は、生体リズムの結果のあらわれなので、
そこからリズムを変えるのは難易度が高いです。
【深部体温リズムを活用しましょう】
そこで、昼間にできることで早寝早起きのリズムをつくってみましょう。
睡眠に関係が深い生体リズムの1つである、深部体温リズムの活用します。
深部体温リズムは、起床11時間後に最高になって、22時間後に最低になります。
深部体温が高ければハイパフォーマンスに、低ければ起きていられなくなります。
この深部体温リズムは、動きにくく固定しやすいのが特徴です。
1日寝坊したからといってすぐに遅れるということはありません。
1週間のうちで、絶対眠っている時間帯を振り返ってみて、(例えば夜中の1時から朝8時)
起床22時間後がその時間内に入っていれば、深部体温リズムは整っています。
これを前倒しすれば、自然にハイパフォーマンスと眠くなる時間をずらすことができます。
【筋トレで生体リズムを動かす】
起床11時間後の最高体温を前倒しすると、夜早めに眠くなり朝早めに起きやすいです。
6時起床目標ならば最高体温は17時。
最高体温前2時間の15時から17時に筋トレで体温上昇を図りましょう。
道具もスペースもいらず、手軽で高い効果を出せるのはスクワットです。
午後から夕方に筋トレなんて、テレワークでしかできないことなので、
この機会にこそ使える方法です。
1回の回数が多いより、少ない回数でも高頻度の方が生体リズムは動きやすいです。
2週間のうち、過半数の8日以上実施が最低条件です。
高頻度になるほど、生体リズムは早く動きます。
夕方10回のスクワット。これでリズムをコントロールしてみましょう。