眠る前に足がむずむずする?
これは、眠ろうとすると足が落ち着かなく動かしたくなり、ベッドを出て動くと治るむずむず脚症候群。
ドーパミンが不足すると起こります。
実は、これとは全く関係ない理由で抗ヒスタミン剤を飲んでいると、むずむず脚が出現することがあります。
抗ヒスタミン薬で前頭葉の広範囲が鎮静されると、ドーパミン受容体が抑制されることが原因です。
むずむず脚症候群と診断されると、むずむず脚のための薬が処方されて飲む薬が増えてしまうことも。
アレルギー対策として抗ヒスタミン剤を飲んでいて、もしむずむず脚が出て
アレルギーの状態が治まっていたら、抗ヒスタミン剤を減薬すればむずむず脚は改善します。
【鉄不足にも注意を】
ドーパミンは、チロシンからつくられていて、合成するときに鉄イオンが使われます。
そこで、鉄欠乏がある人はむずむず脚症候群になりやすいことが明らかになっています。
鉄は、体内で作ることができない物質なので、食品やサプリメントで鉄を補給しておきましょう。