ホーム > 睡眠の部屋

睡眠の部屋

夜中に何度も目が覚める その対策は

夜中に何度も起きてしまう・・・。

 

夜中に目覚める

 

そんなとき、最初にチェックすることは、時計を見ないようにすることです。

 

夜中に時計を見て「3時か・・・」と確認すると、

起床するために準備をするコルチゾールを分泌するACTHが、

3時を目指して脳を起こすリズムをつくってしまい、また3時に目覚めるようになってしまいます。

 

夜中に目覚めたとき、ある程度体や頭が回復して「ひと眠りしたな」と感じたら3時間は経過しています。 

まずは最初の3時間程度の睡眠がとれていて、夜中に1回目覚めるのは、医学的に問題はないので、

それほど心配する必要はありません。

 

【あえて就寝を遅らせて睡眠をつなげる】

 

それでも就寝から1時間程度で何度も起きてしまう場合は、

就寝時間を遅らせて起きずに済むかを試してみましょう。

 

例えば、夜中3時に就寝してみて7時まで1回程度の目覚めで眠れたら、翌日も3時に就寝にしてみます。

その日もうまくいったら、翌日からは30分単位で就寝を早めていきます。

この場合は、2時30分ごろに就寝してみます。

うまくいけば、さらに2時就寝、1時30分就寝という具合に、就寝を早めていきます。

途中で夜中に2回以上目覚めたら、その前の就寝時間で固定します。

4日固定したら、また30分ずつ就寝を早めていきます。

 

最初に就寝を遅らせるとき、「何をしたらいいの?」と困ってしまうかもしれません。

雑誌を見たり、テレビや動画を観て時間をつぶしてみる、という人が多いので、

「今度こそ眠れるように!」と意気込んで待つより、自分の好きなことをして

「今日は夜更かししよう」ぐらいの軽い気持ちで臨むのがコツです。

 

また、就寝を遅らせた日の翌日は睡眠不足です。

昼間に眠気を感じることもありますが、ここはちょっと頑張って我慢してみましょう。

 

分散してしまった睡眠をひとまとまりにするために、最初はちょっとつらいですが、

夜中の不快な時間が減ることを目指して取り組んでみてくださいね!

 

カテゴリ



バックナンバー