ねばっこい寝汗にご用心!
【睡眠中の汗は2種類あります】
寝汗、かきますか?
睡眠中に汗をかくことは
とても大切です。
発汗量が増えるほど
睡眠は深くなり
成長ホルモンが増える。
通常、
最初の90分の睡眠が
最も発汗します。
でも、ただ汗をかけばよいわけでは
ありません。
汗にも2種類あります。
【ねばっこい汗では体は休まらない】
いつでも元気に過ごすために
体の調整をしている自律神経。
活発になる交感神経と
リラックスする副交感神経があります。
睡眠中には、
交感神経活動が著しく低下します。
心拍数や血圧が低下し、
体は休むモードに。
ところが、
首、仙骨、足首が冷えたまま眠ると
睡眠中の交感神経が優位のままに。
すると、
ねばっと体にへばりつく汗をかきます。
夜中に目覚めたときに
ねばーっとした汗を
背中に大量にかいていた・・・
という経験があるのではないでしょうか。
これでは目覚めが悪く
休んだ感じがありません。
【首、仙骨、足首を冷やさないことが大切】
睡眠中には
交感神経活動がしっかり低下して
もらわないといけません。
しかし、
仕事が忙しかったり、
気がかりなことがあると
交感神経が低下しにくい。
そこで、
先ほどとは反対に、
首、仙骨、足首を冷やさないようにすれば
副交感神経優位になります。
この状態では
汗はさらさらしています。
暑くなってくると
露出が多くなりがち。
それでも
首、仙骨、足首を覆って
その他の部位の放熱を促せば
さらさら汗でぐっすり眠れます。