起床時脈拍で睡眠の質をチェック!
睡眠中には意識がないので、自分の睡眠の質が良いのか悪いのかはよくわかりません。
多くの人が睡眠の質の判断に用いているのが、朝のコンディション。
朝、だるさを感じたり、眠気が残る、朝から疲れていると感じたら、睡眠の質が悪いと感じる人が多いです。
このなんとなくの感覚を数値化しておくと、自分の脳と体が何日休めば回復するのかがわかります。
そこで、起床時に脈拍を計ってみましょう。
睡眠の質を知るには、起床時脈拍数が参考になります。
目が覚めたら、仰向けで手首に指をあてて脈拍を計測。
時間がなければ、15秒で脈を計って4倍してみましょう。
通常60-70程度の脈拍は、夜間睡眠中に低下し、起床時にも下がっているはずです。
ところが、疲労がたまると起床時の脈拍が速い傾向があります。
夜中に作業をしたり、出張や夜勤など疲れがたまったときは、翌朝の脈拍が速いです。
そこから何日休むと、脈拍が下がるかを知っておきましょう。
翌日に起床時の脈拍が下がる人もいれば、翌々日になってようやく下がる人、
3日後に下がる人もいます。
これが、自分を回復させる目安です。
起床時脈拍から「今日は無理をしないようにしよう」、
「今日は早めに眠ってみよう」、「よし!回復したぞ」、
と今日の行動を決めてみると、慢性的に疲れがたまる悪循環を避けることができますよ。