入信時心像で寝つきを促す
寝つきを促す入眠時心像という現象をご存知ですか?
夢とは違い怖いとか嬉しいといった感情は伴わず、
現実の延長のような感じだけとどこか非現実的な映像が浮かびます。
これは、脳が外部刺激を遮断して睡眠作業を始めるサインです。
入眠時心像が見られたら、「なんだこれは」とあえてその映像に集中すると、いつの間にか眠ってしまいます。
入眠時心像を使うには、ちょっとしたコツが必要です。
それは、あくまでも能動的に思考すること。
寝つけないときに、ぐるぐる考え事が頭を回る。
悩みごとのような受動思考では入眠時心像は現れにくいです。
それに対して、自ら思考する能動思考では、入眠時心像が誘発できることがあります。
意図しない考え事であるマインドワンダリングを防ぐ1つの方法は、
「考えること」を用意しておくことです。
具体的な「考えること」を用意しておき、眠れないなと思ったらそれを始めます。
例えば、好きな映画や漫画のストーリーを頭の中で流していきます。
集中して映像を流していくと、途中からストーリーにはない変な映像が出てきます。
それが入眠時心像です。その映像に集中すると眠れます。
他にも、頭の中で、考え事が浮かんだらそれを黒く塗りつぶしていく作業をしたり、
白いキャンバスに戻す作業をし続けていると、入眠時心像が出てくることがあります。
眠れないけど、ベッドを出て過ごすのはちょっと・・・と思ったときに試してみて下さい。