眠っても疲れがとれないときは3分歯磨きを
【眠っても疲れがとれない・・・】
睡眠不足なわけではなく、
しっかり眠っているはずなのに、
なぜか疲れがとれない・・・。
そんな方には
夜中や朝起きたときに
口が乾いている、
という方が多いです。
口の渇きと
体の疲れは
どのように関係しているのでしょうか。
【睡眠中の交感神経活動を低下させる】
睡眠中には、
体の回復を図るために、
副交感神経が優位になります。
ところが、
活発に活動する交感神経の活動が
低下しないまま眠ってしまうと、
量的に眠っていても疲れがとれなくなってしまう。
体が交感神経と副交感神経、
どちらが優位になっているのかは、
唾液をみるとわかります。
交感神経が活発になると、
ムチンを多く含む粘り気の強い唾液になります。
これによって、
興奮して熱弁していても
滑舌がよくなるわけですが、
睡眠中にこの唾液の状態では
口がカラカラに。
一方、
副交感神経が活発になると、
酵素を多く含むさらさらの唾液になります。
お昼寝でリラックスしていると、
だらーっとよだれを垂らしてしまう、
という感じの
さらさらした唾液です。
本来、睡眠中には
こちらの唾液になるはず。
そこで、
唾液の反応を変えることで
睡眠中の副交感神経の活動を
サポートしてあげましょう。
【就寝前の3分歯磨きで口腔内の酵素を増やす】
そこで就寝前に3分歯磨きを。
歯磨きの途中で
唾液を吐き出さずに
3分歯磨きをします。
歯磨きを終えたら、
ほんの少しの水を含んで1回だけ吐き出す。
口腔内に酵素が残ると
就寝前に副交感神経を活性化できます。
なれないうちは、
1分や2分から始めてみましょう。
眠っているのにいまいち休まらない方は、
ぜひやってみてください。