テレワークで朝起きられないときの対策は
朝、目覚ましの音で目は覚めるのに、またすぐに眠ってしまって、なかなか起きられない・・・。
二度寝、三度寝を繰り返して、最終的に起きたときには、頭がボーっとしてしまう・・・。
そんなときは、目覚めた段階で脳にかかる重力方向を変えてみましょう。
脳は、目覚める3時間前から副腎皮質ホルモン(ACTH)やコルチゾールによって
血圧を高めて、重力に抗して頭を挙げるために血流を集めています。
目が覚めたときは、この準備ができがったタイミングだというときです。
ところが、準備ができたのに頭を横にしたまま再び眠ってしまうと、
ホルモンの分泌が低下し、それに伴い血圧も低下します。
そして、最終的に起き上がったときに急に血圧が高まると、
頭が重く、だるくなり、ボーっとしたり、頭痛になることもあります。
これが寝起きの悪さの実態です。ピークをむかえられず寝起きが悪くなります。
脳にとって、地面に対して水平の状態から垂直になって重力方向が変わるのは、大きな負担です。
この負担を最小限に抑えるためには、準備が出来上がったタイミングで
重力方向を変えてあげることが重要です。
【頭を起こすタイミングが重要】
目覚めたら思い切って座ってしまいましょう。
座ることができなくても、枕を折り曲げたり、
布団を重ねて頭を少し高くするだけでも良いです。
そのまま二度寝してしまっても、
横になって二度寝をしたときよりも早めに目覚めます。
そして、起き上がった後はスッキリしてします。
二度寝時間が減ることで、睡眠時間は短くなったわけですが、
タイミングよく起き上っている方が、調子は良いはず。
睡眠時間を伸ばすより、起きるタイミングで頭を挙げることを意識してみましょう。