目覚ましに気づかない。その対策は
【アラーム音で目覚められない?】
目覚ましのアラーム音が聞こえない?
アラームは鳴ったはず、止めたのは自分のはず、なのに目覚めたら始業直前!!
そんなドタバタ朝を回避するために、アラーム音で目覚めるための工夫とは?
【レム睡眠の危機管理システムを使う】
睡眠の後半には、レム睡眠が集中して出現します。
一晩の睡眠のうち、25%程度を占めるレム睡眠は、
睡眠サイクルの最後に出現し、後半になるほどその割合が増えていき、起きがけの時間に集中します。
このレム睡眠には、危機管理機能があります。
睡眠中にアラーム音を聞かせて、それに気づいたらボタンを押す実験では、
睡眠段階1~4の各段階に比べて、レム睡眠が突出して反応できることが明らかになっています。
レム睡眠は、動物がとる睡眠で外敵を監視しながら眠る機能があると考えられています。
【「いつも」ではない音で目覚める】
目覚まし時計やスマホでアラームをセットしていても、
その音が「いつも通りの音」になると危機状態とは判定されません。
レム睡眠中に反応するのは、不測の事態。
この特徴に合わせて、スマホのアラーム音を毎日変えてみてはいかがでしょうか。
「明日はどんな音がなるか分からない」という状況ならば、
アラーム音を聞き逃すことが減るはずです。
より快適に目覚めるために、
・就寝前に起床時間を3回唱える自己覚醒法
・ひざ下に冷温水を交互に3回かける
・目覚めたら座って脳にかかる重力方向を変える
ことも忘れずにやってみましょう。