ホーム > 睡眠の部屋

睡眠の部屋

睡眠が乱れると風邪をひきやすくなる

【睡眠が乱れると風邪をひきやすくなる】

 

寒くなってきましたが、

風邪などひいていませんか?

 

睡眠の乱れで

風邪をひきやすくなります。

 

 

それはなんとなく

分かっていることですが、

こんな実験でも明らかに。

 

鼻粘膜に風邪ウイルスをつけて

風邪の発症と睡眠の関係を調べた

米の研究。

 

途中で目覚めてしまう睡眠の人は

2人に1人風邪を発症しました

(目覚めない人は7人に1人)。

 

【なぜ夜中に起きてしまうのか】

 

途中で目覚めるのを防ぐには

夜中に時計を見ないこと。

 

その理由は、

起床を準備するコルチゾールに。

 

コルチゾールは

普段の起床時間の3時間前から分泌が高まり、

起床1時間前に急激に分泌されて

起きる準備を整えます。

 

起きる、とは脳と体にとっては

重力方向が変わるということ。

 

重力で体の水分が下がるのに対抗して

血流を脳や内臓に届ける。

 

これに3時間も準備しているのです。

 

【夜中に時計を見ないこと】

 

このコルチゾールの分泌は

言語に依存します。

 

「6時に起きる」と3回唱えて眠ると、

6時の1時間前から急激にコルチゾールは分泌されて

6時ちょっと前に自然に目が覚める。

 

これは

実験では6割くらいの人が体験できています。

 

この仕組みが

誤って使われるのが、

夜中に時計を見る行為です。

 

夜中に目覚めたときに時計を見ると

その1時間前から

起床物質のコルチゾールの分泌が高まり

起床準備が整ってしまう。

 

これで

いつも同じ時間に目覚めてしまうように

なるのです。

 

時計は伏せて眠って

間違ったプログラムを脳に組ませないで。

カテゴリ



バックナンバー