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週末に早く目覚ましをかけるとかえって起きられない!?

【週末に早く目覚ましをかけるとかえって起きられない!?】

 

週末に寝だめをすると、

起床物質コルチゾール分泌の

タイミングがずれて

月曜の朝がつらい。

 

これが

月曜日がゆううつな、

いわゆるブルーマンデーの

メカニズムです。

 

                       

 

 

これを防ぐには、

平日と休日の起床時間を

そろえることが重要。

 

 

企業で

睡眠マネジメント研修を実施していると、

もっとも多くみられるのが、

「就寝がそろって起床がバラバラ」

というパターン。

 

 

これが、

人間にとって

もっとも良くないパターンです。

 

これを

「起床がそろって就寝バラバラ」

のパターンに変えられると、

どちらの企業でも

平均10%程度生産性が向上します。

 

 

 

でも、

週末には

なかなか早く起きられない・・・。

 

 

【目覚ましを早くかけると起きられない】

 

週末の朝7時に

目覚ましをかけて、

実際に起きるのは11時。

 

このやり方で

脳は大きな負担を受けてしまいます。

 

 

コルチゾールは、

実際の分泌時間と大きく異なる時間に

起床させようとすると、

急激に分泌されて

脳にダメージを与えます。

 

 

大それた目標を

立ててはいけないのです。

 

 

そこで、

最終的に11時に起きるなら、

11時に目覚ましをかけてみましょう。

 

すると、

11時より少し早く起きるので、

今度はその起きた時間に目覚ましをかける。

 

【事実の積み上げで脳が変わる】

 

例えば、

10時30分に起きたなら、

次の週末には10時30分に

目覚ましをかけます。

 

この方法で、

脳が目覚める物質を出すタイミングを

サポートしていけば、

自然に週末の起床が早くなります。

 

 

これは、

平日でもなかなか起きられない方が

起床をそろえるに至るまでに

使う方法です。

 

平日に昼頃まで眠ってしまい、

たびたび会社に遅刻して出勤する方々が、この方法で改善しています。

 

ぜひ、お試しください。

充実した週末と

気持ちよい月曜日を実現しましょう。

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