ミクログリアが脳の働きを低下させる
睡眠の不調はすべてのメンタル疾患の入り口です。
メンタル疾患の基本仮説と考えられるミクログリア。
脳内の主要な免疫細胞で、脳内の環境を監視しています。
ミクログリアは、神経の栄養因子BDNFを放出します。
ところが、ストレスがかかると、BDNFの放出が阻害され、記憶能力が低下します。
また、ミクログリアは脳内の老廃物を消化する機能があります。
ストレス状況が続くとミクログリアは、神経のつながりであるシナプスを消化してしまいます。
脳内の神経を元気にするためには、神経の栄養因子であるBDNFを増やしたいところです。
BDNFを増やすのにもっともてっとりばやいのが運動です。
運動は、1日2分でOK。
腰までひざを挙げる足踏み60回とスクワット10回。
股関節を充分に動かすことと、お尻をぐっとしめて骨盤内の筋肉を使うのがコツです。
起床11時間後に行えば、内臓の温度である深部体温のリズムも強化できて夜の眠気もつくれますよ。