その二度寝、本当に効果がある?
【二度寝で余計眠くなる】
みなさんは、もし、二度寝した後で、まだ眠かったら、さらに眠ろうと思いますか?
まだ眠いんだから睡眠が足りていないはずだ。
そんな考えから二度寝、三度寝と繰り返していくと、一向に眠気は晴れず、ますますだるく眠くなる。
二度寝後に眠気が残るならそれは睡眠慣性という現象です。
急に脳波が切り替わるわけではないので、慣性の法則になぞらえてこのように呼ばれています。
寝たり起きたりを繰り返すほど日中に睡眠の脳波が混ざってしまい、
二度寝や三度寝の平日の午前にも眠くなる。
二度寝をするほど眠気が増すという悪循環は断ち切っていきましょう。
まず、二度寝後にスッキリしているかをチェック。
もし、スッキリしていたら、量的に睡眠が足りていないというサインです。
この場合は、起床をそろえたうえで、数分でも早寝をして累積睡眠量をかせいでみましょう。
二度寝後にだるい、眠い、という感じがあるならば、
その二度寝はコンディションを改善するのに役に立っていません。
1回目の目覚めで起きてしまえば、その晩強い眠気がきて睡眠の質が向上。
すると翌朝はスッキリで二度寝欲求が減る。
この好循環にもっていきましょう。
まずは座って二度寝から。
頭を起こして重力の方向を変えてしまえば、脳波は変わるので、
二度寝が短く、起きた後も行動しやすくなります。