眠る前の飲酒を減らしたいなら
【飲酒欲求より強い睡眠欲求を】
飲酒しないと眠れない?
眠るための飲酒量を減らしたいなら、睡眠リズムを強化して、
就寝前に飲酒より強い睡眠欲求をつくってみましょう。
本来は眠いはずの時間帯に飲酒の覚醒作用が働くと、脳の覚醒を司るノルアドレナリンが覚醒を保ちます。
ノルアドレナリンは、外敵から身を守るために脳の覚醒させるので、同時に不安感や焦燥感がつくられます。
このとき、私たちは自覚的には、
「なんかこのまま1日終わるのはもったいないな」
「なんか面白いことないかな」
「楽しい気分で1日を終えたいな」
という感じで、眠るのが惜しい感情になります。
でも、この名残惜しさはただの単純な寝不足反応です。
眠くなる時間帯に起きていることで脳が覚醒を頑張って保とうとしているサイン。
これに惑わされて飲酒して楽しい気分になろう!としているとなかなか量を減らすのは難しくなります。
まずは、夜に眠くなる脳をつくって、
「もう眠ってしまいたい!」というほどの強い睡眠欲求をつくってみましょう。
そうすれば、本当に眠ることに飲酒が必要だったのかがわかるはずです。