口癖を変えて交感神経活動を鎮める
眠っても疲れがとれない?
そんなときは、夜間睡眠中も交感神経活動が高まって心拍や血圧が上昇しているサインです。
交感神経活動を抑制する腹側迷走神経を活発にして夜間の交感神経活動の低下を図ってみましょう。
仕事や家庭で相手と目的の共有ができたり、自分の行動の社会的な位置づけを確認できる、
つまり、自分が行動したことで誰かの役に立ったか、誰かの行動で自分が助けられたか、
そんな体験をするとき腹側迷走神経が活発になります。
腹側迷走神経は交感神経系を抑制するので、無駄な心拍や血圧の上昇を防がれつつも
良いパフォーマンスが発揮できます。
簡単にできるのは口癖を変えてみること。
何か言われたら「でも」から発言す癖がついていたら、別に緊張する場面でもないのに
交感神経は活発になります。
そこで、「いいね。ついでに」や「いいね。こんなのはどう?」、
「そうだね。これもあるかも」と承認+意思表示セットに変えてみましょう。
人とのつながりが感じられない環境を強いられる世の中だからこそ、
自ら腹側迷走神経の活動をサポートできる環境づくり、行動づくりが求められています。