朝の明るさと夜の暗さを自分でつくる
【朝と夜を自分でつくる】
関東地方は曇り空続きですが、朝の光が得られないと気分が憂うつになったり、
夜になっても眠気を感じないようなら、光感受性の高い遺伝子をもっているということです。
そんな場合は、季節や天候に関わらず、自ら「朝」と「夜」の環境をつくることで
コンディションを保ってみましょう。
朝の光が生体リズムに与える影響は、時間帯によってその強さが異なります。
光に対する感受性が最も高いのは、普段の起床時間の2時間前。
この時間帯以降に脳に光を届けると、リズムは前倒しになり「早起き早寝」になります。
つまり、目覚めた直後が光の影響が強く、時間が経過するほど
朝の光によってリズムを整える効果は低くなってしまいます。
このタイミングでデスクライトから30㎝程度のところで直接光を見ずに1分。
ちょっとすっきりしたような感じがあると思います。
まず光を当ててから行動を開始してみると、朝のボーっとする時間を短くすることができます。
同様に、夜は暗い環境をつくることが大切です。
朝の光でメラトニンが減らされると、夜の分泌が増えます。
メラトニンは、入眠3時間後が分泌のピークなので、
分量が少なくなると途中で目覚めやすくなってしまいます。
夜は就寝3時間前を目安にリビングの照度を一段低くし、脱衣所の照明のみで入浴するなど、
あえて暗い環境をつくってみましょう。